9.まとめ

 私達が生活していく中であたりまえに使っていた電気ですが、まず電気を作る事の大変さにおどろきました。変電所から、いろんな変圧器を通り最後に柱上トランスにより私達の家庭で使われています。あっと言う間に電気は、流れてきますがそれを作られるには、大変な資源を使っている事がわかりました。火力発電は、石油・天然ガス・石炭を燃料に使っていますが、そのうち99%は、輸入している状態です。またCO2の発生量も多いため、環境の事を考えると心配です。原子力発電は、ウランを原料としているため、CO2の発生量は、少なくて、安心ですが、放射能の危険があるので不安です。環境にやさしい水力発電・風力発電・地熱発電・海のエネルギーは、まだまだ充分な量が作れないのが、とても残念です。早くクリーンエネルギーだけの電気ができればうれしいです。私達も限りある資源を少しでも長く使えるように節電に気をつけて生活していきたいと思います。

 私達の電気は、中部電力さんから送ってもらっています。この近くの水力発電に御母衣発電所があり見学に行きましたが、私達の所へくる電気ではないのが残念でした。

 電気を自分で作るのは、とても大変です。水がたくさんある所や風がとても強い所ではクリーンエネルギーが利用できますが、私達の村ではどちらも無理です。今年、始めてソーラーパネルを付けた家が建ちましたが、冬はどうかな?雪が多い地域でも大丈夫ならとてもすごい事だとおもいます。私の家でもぜひ付けたいと思います。でも今年のような大雪で何度も停電になると、とても不安です。そう言う時は、どうするのかな?安全で安定した電気を供給してくれるように中電さんもいっしょうけん命がんばっています。冬も雪の重みで木が倒れたりした時は、山の中の送電線を歩いて見回るそうです。とても大変だと聞きました。

 自分で自転車をこいで電気を作るのは、とても疲れました。30秒こぐだけで、テレビが消えた時は、スイッチで電気がつく事に感謝しました。

参考図書
学研・・・電気のひみつ
小学館・・・21世紀こども百科